2012年2月16日木曜日

下津井渓谷

下津井渓谷は現在は高岡郡四万十町に位置するので、正確には幡多郡ではありません。
が、しかし、幡多十景が公開された昭和28年当時、幡多郡大正町と、幡多郡に属していたため選出されました(つい最近の平成の大合併まで大正町だったため、このエリアはこのブログで引き続き紹介していきます)。

下津井渓谷は、四万十川の支流、梼原川にある渓谷です。
automaは2011年のGWに訪れました。幡多十景制覇に挑戦した第一歩で、このときわかっていたのがここともう一箇所のみでした。
梼原川は文字通り梼原村の方から流れ、四万十川に注ぐ川ですが、この川ぞいに酷道として有名な国道439号線が走っています。渓谷と酷道という言葉からイメージしやすいですがものすごく細い道で、しかも交通量もややあったりしますので訪問の際にはお気をつけください。

下津井は温泉があるのどかな場所で、このあたりは川も中流で湖のように静かです。下津井といえば有名なのが下津井めがね橋。水面に映るダブルアーチ橋がちょうどめがねのように見えることから名づけられた、ぴったりなニックネームです(正式名称は佐川橋)。
この橋は旧大正林道(森林鉄道)のための橋で現在はレールが撤去されていますが歩行は可能です。この橋から下流に向けて、国道とは対岸にウォーキングトレイルという歩道が整備されて森林浴などができるようになっていますが、こちらは森林鉄道の軌道のあった場所を再利用したものとなっていて、鉄道があった時代を懐かしむことができるようおにもなっています。
また、このあたりは夏には蛍が舞い、湖面に映る姿がとても幻想的だそうですが、まだ見たことがないのでリベンジしたいと思っております。

【補足】
ここを訪れたことで、森林鉄道遺構と、とっちょここうちというふたつの新しい興味の対象に出会うことになりました。その話はまた別の場所で。

0 件のコメント:

コメントを投稿